キャプテラ (Capterra) は、1999年の設立以来、SaaSや業務アプリケーション専門の初のレビュー比較サイトとして、革新的な歩みを続けています。当初は小規模なスタートでしたが着実に成長し続け、現在は38カ国で展開する毎月500万人以上のビジネスソフトウェア購入者に利用される巨大なプラットフォームへと成長しました。
2021年に日本専用サイトCapterra.jpを立ち上げ、DX（デジタルトランスフォーメーション）の課題に取り組む日本の中小企業へのサポートを開始しました。組織運営やビジネスモデルのデジタル化はますます重要になっており、特にコロナ禍以降その傾向が一段と強まっています。しかし、私たちの調査によれば、自社のデジタル戦略が確立していると認識している日本の中小企業は4割にとどまり、まだ改善の余地があるのが現状です。
テレワーク対応、データ分析の最適化、eコマースの導入など、デジタルなビジネスモデルへの転換には、業務に適したツール選びが重要です。キャプテラは、そうしたソフトウェア選定をサポートし、日本の中小企業のDX推進に努めています。今回は、キャプテラが提供する固有のバリューと、私たちチームの日頃の取り組みについて紹介します。
塩入琴恵 (マーケティング担当) 「海外でSaaS比較サイトとして高い評価を受けているキャプテラのサービスが日本でローカライズされていないのは大変もったいないと感じていました。1999年の設立以来、世界各国の中小企業の最適なSaaS選びをサポートしてきた知識と経験を生かし、日本の中小企業のIT化支援のため、日本チームのスタッフは日々邁進しています。」
キャプテラのIT製品比較サイトとしての強みは、8万以上のソフトウェアメーカーからの提供情報だけでなく、実際に利用しているユーザーのレビューも確認できることです。150万件を超える検証済みのユーザーレビューをもとに、利用者には納得のいく製品選定ができます。また、日本のユーザーだけでなく、世界中のユーザーの声を聞くことができ、投稿されたレビューは企業規模や業界などのフィルタリングにより、自社に最も適したSaaSを見つけやすくなっています。
これらのサービスはすべて無料で利用できます。弊社のビジネスモデルは、Webトラフィックなどに対してベンダー様に課金する方式なので、本サイトを通じて製品を購入した場合でも、手数料などを請求することは一切ありません。スポンサー製品がデフォルトでリストの上位に表示されることはありますが、フィルターやソート機能により、ユーザーは自由に表示順を変更できます。このシステムにより、キャプテラは圧倒的なレビュー数と徹底した品質管理、そして情報の中立性を保ちながら、ユーザーに価値あるサービスを提供しています。
キャプテラの中小企業支援のもう一つの柱は、積極的な情報発信です。ウェブサイトでは定期的に記事を公開し、ソフトウェア選定の際のポイント、製品比較、導入の注意点など、中小企業にとって有益な情報を提供しています。特に、独自のアンケート調査にもとづく消費行動や企業トレンドのレポートは、多くのメディアに取り上げられており、キャプテラの特筆すべき強みの一つと言えます。それに加えて動画配信も行っており、実用的なコンテンツを心がけています。
酒井アルベルト（コンテンツアナリスト）「キャプテラのコンテンツ作成過程で、様々な企業関係者や消費者、エキスパートと対話を重ねてきましたが、その結果、キャプテラを軸としたある種の『コミュニティ』が形成しつつあるように感じています。ビジネス課題に対する具体的な解決策を提供し、企業の成長をサポートする一助となっていることを実感しています。」
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最新のビジネス動向やテクノロジ活用に関する知見を、キャプテラの独自調査結果をもとにお届けしています。
「SNS動画マーケティングの最新動向」
デジタルマーケティングの専門家200名を対象にしたアンケートに基づき、SNS動画マーケティングの現状と具体的な活用法を解説
オーガニック動画 vs 動画広告：その効果とトレンド【SNS動画マーケティングの実態調査 ②】
「中小企業のグローバル化実態調査」
日本の中小企業が直面する国際化の課題に光を当て、国際的な人材の採用や社内での外国語使用、デジタルツールの導入に関する調査結果を紹介
中小企業のグローバル化の実態 (1) 海外事業展開の現況と課題
「働き方の柔軟性に対する意識と実態」
働き方の満足度、リモートワークやフレックスタイム制、週4日勤務制などに対するオフィスワーカーの見解を紹介
「働き方の柔軟性に関する意識調査」(その1) アフターコロナの働き方の変化
「働き方の柔軟性に関する意識調査」(その2) リモートワーク、フレックスタイム制、週4日勤務制
SaaS選びのお役立ち情報を定期的に配信しています。
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一方でソフトウェアメーカーも、既存ユーザーの声を通じてサービスの良さをアピールできるので、さらに新しいユーザーを獲得するサイクルを回すことができます。弊社が行った調査によると、日本のソフトウェア購入者の33％以上は、購入決定に際してカスタマーレビューや業界の意見を参考にしています。
金子ゆり乃（レビュー担当）「キャプテラは海外でスタートしたプラットフォームなので、日本で活用するイメージがわかないというソフトウェアメーカーもいらっしゃいますが、その一方で、海外での抜群の知名度を活かして、日本のソフトウェアでも簡単に海外展開を進められるのは、キャプテラの強みだと思います。実際に、海外顧客のレビューを収集したお客様から『予想以上に好意的な英語のレビューが集まっている』とお伝えいただいたときには、私も嬉しかったです。日本と海外ビジネスの懸け橋としてのキャプテラに、大きな可能性を感じました。また、日本市場のなかでも最大限にサービスを活用いただけたときには、日本でのローカライズがまた一歩進んだ実感を持つことができ、さらにやりがいを感じています。」
キャプテラでは、ベンダーは無料のベーシックプランからSaaS製品を掲載することができます。掲載するメリットとしては、ターゲット購入者へのリーチ拡大と自社サービスの認知度向上が挙げられます。直接見込み客と繋がることで、ブランド信頼性の強化にも寄与します。さらに、アップグレードすることにより、オーガニック検索の向上を図る様々なサポートを受けることが可能です。
キャプテラは、1999年の創業以来、中小企業のデジタルトランスフォーメーションを支援し、ビジネス成長のためのリソースを提供してきました。毎月500万人以上が訪れる当サイトでは、150万件を超える検証済みユーザーレビューと8万以上の掲載ベンダーがその信頼性の証です。これまでに数多くの企業にキャプテラの情報やサービスをご利用いただき、デジタル革新を実現できたのは私たちにとって大きな喜びです。今後も日本の中小企業が直面する課題に対応していきますので、デジタル化の旅路を共に歩みましょう。
公式サイト：https://www.capterra.jp/