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SEOで効果を高める方法と社内で取り組む際の注意点

2024年02月22日

SEOで効果を高める方法と社内で取り組む際の注意点
目次

SEOの効果を高めるにはどうすればよいのか、知りたいと考えていませんか?SEOの効果が出るまでにどの程度の期間が必要なのか、目安を把握しておきたいという方もいるでしょう。

 

今回は、SEOで効果を高める5つの方法と、効果が出るまでに必要な期間の目安についてわかりやすく解説します。社内でSEOに取り組む際の注意点にもふれていますので、ぜひ参考にしてください。

SEOで得られる効果とは

そもそもSEO施策を講じることで、どのような効果が得られるのでしょうか。主な2つの効果について解説します。

効果1:検索結果の上位に表示される

SEO(検索エンジン最適化)に取り組むことでWebサイトに対する検索エンジンの評価が高まり、検索結果の上位に表示されやすくなります。検索サイトを活用するユーザーは、検索結果の1ページ目のうち上位に表示されたWebサイトを閲覧するケースがほとんどです。反対に、検索結果の2ページ目以降も確認するユーザーは限られています。検索結果の順位を上昇させることは、Webサイトのアクセス数を増やす上で重要な要素といえるでしょう。

効果2CTR(クリック率)が向上する

検索上位に表示されるWebサイトは、CTR(クリック率)も向上する傾向があります。通常は検索結果を上から順に確認していくため、とくに上位10位以内のサイトはユーザーの目にとまりやすいからです。検索順位が下位になるほどクリック率が下がりやすく、検索結果2ページ目以降になると大半のユーザーに認知されない可能性が高まります。よって、検索順位とあわせてCTRSEOの効果を測る指標の1つとされているのです。

SEOの効果を高める方法5選

SEOの効果を高める方法5選

SEOの効果を高めるには、具体的にどのような施策を講じればよいのでしょうか。とくに重要度の高い5つの施策を紹介します。

1. 検索意図の把握と有益なコンテンツの制作

SEOの効果を高める上で、ユーザーの検索意図を深掘りすることは欠かせないプロセスの1つです。検索エンジンのアルゴリズムは、ユーザーが知りたい情報をできるだけ効率よく得られるよう年々改善されています。よって、対策を講じるキーワードに検索ニーズがあるのかをリサーチした上で、検索意図に応えるコンテンツを制作していくことが重要です。

SEOは「検索エンジン最適化」を表すことから、検索エンジンに特化した対策と捉えられかねません。しかし、検索エンジンがWebサイトを評価する基準は、あくまでも「ユーザーが有益な情報を得られるかどうか」である点を見過ごすべきではないでしょう。ユーザーの視点に立ち、ニーズに応える有益なコンテンツを制作していくことこそが、SEOの効果を挙げる上で最も重要なポイントといえます。

2. HTMLタグの最適化

有益な情報を発信していても、検索エンジンから適正な評価を得られるとは限りません。人が認識できる情報と、検索エンジンが認識できる情報は異なる点も多いからです。Webサイトの内容を検索エンジンに正確に伝えるには、HTMLタグの最適化を図る必要があります。具体的には、次に挙げる対策を講じる必要があるでしょう。

 

・タイトルの最適化:キーワードを含む30文字程度までのタイトルにする

・見出しの使用:大見出し(h1タグ)、中見出し(h2タグ)、小見出し(h3)タグを使用

・リスト形式の使用:伝えるべき情報を箇条書きで整理して記載する

・テーブル形式の使用:表組みを使用して伝えるべき情報を構造化する

・画像のalt属性:画像の概要をalt属性に記述する

・構造化マークアップ:構造化データを使用することで記述内容の意味を明示する

3. 内部リンクの設置

内部リンクとは、同じWebサイト上に存在する別のページへ遷移するためのリンクのことです。記事の内容に関連した内部リンクを設置することにより、ユーザーが知識をさらに深めたり、より詳細な情報を得られたりする効果が期待できます。

検索エンジンは、Webサイトの内容を把握する際に内部リンクもたどりながらクロール(巡回)していきます。したがって、適切な位置・内容の内部リンクを設置することでより詳しくWebサイトの内容を伝えられるのです。ただし、内部リンクは数が多ければよいというものではありません。ユーザーにとって参考になるページを厳選し、リンクを設置することが重要です。 

4. 被リンク・サイテーションの強化

被リンクとは、参考情報または情報源として自社サイトが別のサイトに掲載されることを指します。サイテーションは、自社や商品名について他のサイトで言及されることを指す言葉です。

被リンクやサイテーションが多いということは、大勢の人が参考にする有益な情報を発信しているサイトであることを意味しています。よって、被リンクやサイテーションの強化はSEOの効果を高める上で有効です。ただし、被リンクを購入して増やそうとしたり、サイテーションを自作自演したりする行為は禁止されています。検索エンジンからペナルティを受けることのないよう、あくまでも自然な形で被リンクやサイテーションを強化していくことが大切です。 

5. ページエクスペリエンスの改善

ページエクスペリエンスは、Webサイトを訪れたユーザーの体験を表す言葉です。ユーザーにとってサイトの構造がわかりやすく、知りたい情報を素早く探せるかどうかは、検索エンジンの評価ポイントの1つとされています。具体的には、次の対策を講じておく必要があるでしょう。

 

・ページ表示速度の改善:サーバーのチューニング、掲載画像の軽量化など

・リンク切れの排除:記事内に掲載したリンクのうち、リンク切れのものを除外する

・パンくずリストの設置:閲覧しているページの場所をわかりやすく表示する

・クロール不要なページの除外:優先度の低いページにはrobots.txtファイルを使用

・検索対象外とするページの指定:優先度の低いページにはnoindexタグを使用

SEOの効果が出るまでに必要な期間の目安

SEOの効果が出るまでに必要な期間の目安

SEOは短期間で効果が現れる施策ではありません。講じた施策が検索エンジンに認知され、評価が定まるまでには一定期間を要するからです。SEO効果が出るまでに必要な期間の目安を施策別に見ていきましょう。

コンテンツSEO23カ月以上

対策キーワードを軸に記事を作成していくコンテンツSEOの場合、効果が現れ始めるまでには23カ月以上を要するのが一般的です。とくに新規コンテンツの場合、検索エンジンに認知されるまでに一定の期間を必要とします。そのため、記事を公開してからしばらくの間は検索による自然流入はごくわずかというケースも少なくありません。

 

裏を返せば、記事公開から少なくとも2〜3カ月間は効果検証を継続する必要があります。すぐに効果が出なかったとしても、焦らずユーザーの検索ニーズに沿った有益なコンテンツの制作に集中することが大切です。

既存コンテンツのリライト・修正:12週間以上

既存コンテンツのリライト・修正は、SEO施策の中でも比較的早く効果が現れやすい傾向があります。目安として、記事の更新から12週間以上を想定しておくとよいでしょう。

リライト・修正といっても、やみくもに記事を更新すればよいわけではありません。記事全体の30%以上をリライトすること、リライトしたことでコンテンツが改善されていることが重要です。新規記事の制作と並行して効果検証やリライト・修正を実施できるよう、あらかじめ計画を立てておく必要があります。

サイトリニューアル:36カ月以上

既存のWebサイトをリニューアルする施策の場合、SEO効果が現れるまでには比較的長い期間を要する傾向があります。サイト構造の再設計に加え、新規コンテンツの追加が必要になることも想定されるからです。目安として、効果が出るまでに36カ月以上かかると見込んでおく必要があるでしょう。

実際には、効果が現れるまでの期間中にWebサイトを放置するのではなく、新規コンテンツを順次追加していくケースが多いはずです。したがって、サイトリニューアルとあわせてコンテンツ企画も検討しておく必要があります。

社内でSEOに取り組む際の注意点

SEOを外部の事業者へ委託するのではなく、自社内で実施する場合、どのような点に注意しておく必要があるのでしょうか。担当者間で必ず共有しておきたい3つのポイントを紹介します。

検索エンジンを欺く施策は講じない

検索エンジン向けに特化した不正なテクニックを駆使する「ブラックハットSEO」を講じないように注意してください。以下はNGとされる行為の一例です。

 

・キーワードの詰め込み:ユーザーの可読性低下や理解の妨げにつながる行為

・隠しテキスト:ユーザーから見えない場所や文字色でテキストを潜ませる行為

・被リンク購入:被リンクを金銭で購入し、大量に設置するなど自作自演に該当する行為

・コピーコンテンツ:他サイトの記事をコピーして掲載する行為

・自動生成:生成AIなどを活用して作成した文章を掲載する行為

 

ブラックハットSEOを行った場合、たとえ一時的にSEO効果が現れたとしても、検索エンジンからペナルティを受けるリスクは決して低くありません。一度ペナルティを受けてしまうとWebサイト全体の評価が著しく低下し、再び検索上位を目指すのは困難になりがちです。検索エンジンを欺く施策は講じないようにしましょう。

適度な検索ボリュームのキーワードを選ぶ

対策キーワードを決定する際には、検索ボリュームをリサーチする必要があります。検索ボリュームは大きければ大きいほどよいとも限らない点に注意してください。

検索ボリュームが極めて大きいビッグキーワードは、競合サイトが多く上位表示が難化しがちです。検索結果の1ページ目に上位表示させるのは至難の業となるケースが少なくありません。

SEO効果を高めるには、メインのキーワードをさらに細分化し、2種類以上のキーワードを組み合わせたロングテールキーワードを選定することをおすすめします。ロングテールキーワードを軸にしたコンテンツを積み重ねていくことで、Webサイト全体のアクセス数を伸ばしていくのがポイントです。

効果が出るまでに時間がかかることを周知しておく

SEOの効果が出るまでに時間がかかることは、Webサイト担当者にとっては周知の事実でしょう。しかし、社内の他部門や経営層・管理職の方々は「施策を講じたからには早期に結果を出すべきだ」と捉えている可能性があります。

 

SEO施策の特性上、効果が出るまでに期間を要することをあらかじめ周知しておくことが大切です。記事数が増えてきた頃に予算を打ち切られてしまうといった事態に遭遇しないためにも、社内の理解を得ておくことは重要なポイントといえます。

まとめ

SEOで効果を高めるには、検索エンジンがどのようにユーザーの検索ニーズに応えようとしているかを知り、ユーザーに有益な情報を届けることを念頭に置いて施策を講じていくことが大切です。SEOに近道はないことを踏まえて、中長期的な視点に立って対策に取り組む必要があります。今回紹介したポイントや注意点を参考に、ぜひ効果的なSEO施策を講じてください。

カチスジ編集部
マーケのカチスジ編集部 マーケティングに関わるすべてのビジネスパーソンにさまざまなテーマから役立つ情報やコンテンツをお届けするWebメディア「マーケのカチスジ」です。2021年に東証スタンダード市場に上場した創業20年超のマーケティング支援会社である株式会社ネオマーケティングが運営しています。
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