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BtoBマーケティングの新規顧客獲得におすすめの施策4選

2024年07月09日

BtoBマーケティングの新規顧客獲得におすすめの施策4選
目次

インサイドセールスをBtoBマーケティングに取り入れる際には、「小さくとも早期に成果が得られる施策」を選びつつ、中長期的な施策の基盤を構築していくことが重要です。リードタイムが長期化しやすいBtoBマーケティングの特性を踏まえ、施策を講じていく必要があるでしょう。

今回は、BtoBマーケティングの新規顧客獲得におすすめの施策4選と、それぞれのおすすめポイント、具体的な施策の進め方についてわかりやすく解説します。インサイドセールスを導入するにあたって、講じるべき施策を検討する上でぜひ役立ててください。

インサイドセールスをBtoBマーケティングに取り入れる方法

インサイドセールスをBtoBマーケティングに取り入れる方法には、いくつかのパターンが想定されます。まずは一般的な新規獲得施策を把握した上で、自社が講じるべき施策を見極める際の判断軸を押さえておきましょう。

BtoBにおける主な新規顧客獲得施策の例

BtoBにおける一般的な新規顧客施策の例として、下表のものが挙げられます。

 

施策例 新規顧客を獲得する方法
自社サイト ・問い合わせフォームの設置
オリジナルメディア ・自社商材が属するテーマの専門メディア制作
ブログ ・特定のジャンルに関する情報を発信
ホワイトペーパー ・調査結果やまとめ資料などのダウンロードリンク設置
導入・成功事例 ・事例集のダウンロードリンク設置
セミナー ・最新情報や役立つノウハウを紹介するセミナーを開催
展示会 ・商品・サービスを紹介する自社ブースを出展
・展示会を自社で主催
SNSアカウント ・企業アカウントを開設して役立つ情報を発信
メール ・メールDMの配信
・メールマガジンの配信
Web広告 ・商品・サービスのWeb広告(検索連動型広告など)を出稿
記事広告 ・他社メディアの記事と似た体裁の広告を出稿

このように、新規顧客獲得につながる施策は数多くの種類があります。よって、自社に適した施策を見極め、取り入れていくことが重要です。

 

オウンドメディアの事例10選~【BtoB】を成功要因別に紹介~

https://kachisuji.neo-m.jp/ownedmedia/03

選ぶべき施策を見極めるための判断軸

新規顧客獲得のために取り入れるべき施策を見極める際には、「小さくとも早くに成果が得られる施策」であるかどうかを軸に判断しましょう。はじめから大規模な施策を取り入れようとすると、実際に成果が得られるかどうかが不明確であることから、自社に適さない施策を選んでしまうおそれがあります。小規模の導入が可能で早期に成果が現れる施策を選ぶことにより、マーケティング施策に対する社内の理解を得やすくなるでしょう。結果として予算を確保しやすくなったり、他部門の協力を得られたりする確度が高まります。

相対的に受注リードタイムが短い施策を選ぶのがポイント

さまざまな施策を比較する際には、相対的にリードタイムが短い施策を選ぶのが得策でBtoBマーケティングはリードタイムが長期化する傾向があるため、しばしば「結果を出そうと急ぐのは得策ではない」といわれます。そのため、成果が上がるのかどうか不透明な施策を導入することに対して経営者が消極的なケースも少なくありません。リードタイムが比較的短い施策から始めることで、まずは成果につなげることが大切です。

【厳選】BtoBマーケティングの新規顧客獲得におすすめの施策4選

【厳選】BtoBマーケティングの新規顧客獲得におすすめの施策4選

BtoBマーケティングの新規顧客獲得に適した施策を厳選しました。おすすめの施策は次の4つです。

  1. 広告×LP
  2. 比較・見積サイト
  3. 決裁者マッチング
  4. 紹介
それぞれの施策の内容とおすすめポイント、具体的な進め方について見ていきましょう。

1. 広告×LP

施策の概要

Web広告経由でLPへ誘導し、自社の商品・サービスを認知してもらう方法です。商品・サービスの存在を認知していない見込み客や、ニーズが顕在化していない見込み客との接点の構築に効果が見込めます。

おすすめポイント

Web広告とLPはいずれも比較的低予算・短期間で制作しやすく、小規模な施策から始めたい場合に適した手法です。複数のパターンの広告やLPを制作してA/Bテストを実施することにより、効果の検証と改善を短いサイクルで繰り返せます。

施策の進め方

広告×LP施策を講じるために必要な準備は、「LPの制作」「広告クリエイティブ制作」の2点です。既存顧客の導入理由やアンケート結果などを参考に、商品・サービスの訴求ポイントを絞り込ます。訴求ポイントを前面に打ち出したLPを制作し、さらにLPを訪問する見込み客が潜在的に抱えている課題を分析しましょう。「〇〇に困っていませんか?」「〇〇を解決したい担当者様へ」といった文言を広告バナーに掲載することで、課題の解決策をLPにて提示できます。

2. 比較・見積サイト

施策の概要

商品・サービスの比較サイトや、一括見積もりが可能なサイトに自社の商品・サービスを掲載してもらう方法です。購入や契約を検討しているものの、実際に問い合わせるほど必要に迫られていない見込み客を取り込みたい場合に適しています。

おすすめポイント

比較・見積サイトは、比較検討の段階に入りつつある見込み客とのファーストコンタクトに有効です。近年、「営業担当者から情報を提供してもらう」のではなく、「インターネット検索を通じて自社で情報を収集する」といったケースが増えています。情報収集の段階でいかに具体的な情報を提供できるかが、成否を分けるポイントといっても過言ではありません。

施策の進め方

見込み客が事前に把握しておきたいポイントを絞り込み、Webサイトに反映させることが重要です。たとえば、機能やユーザー数別の料金プランなどは、複数社の商品紹介ページを詳細に調査する作業は時間と労力を要することが想定されます。こうした情報をワンストップで提供できるサイトにすることで、見込み客が情報収集に要する手間を大幅に軽減できるでしょう。 

比較・見積サイトを運営している企業に自社の商品・サービスを掲載してもらうよう依頼するほかBtoBマーケティング企業向けのサービスを活用する方法もあります。下記はBtoBサービス比較サイトの一例です。

 

マーケメディア:ホワイトペーパーやセミナー資料などを掲載したい場合におすすめ

ferret:まとめ資料やお役立ちツールなどを掲載したい場合におすすめ

LISKUL:調査レポートやノウハウ系資料などを掲載したい場合におすすめ

3. 決裁者マッチング

施策の概要

決裁者マッチングサービスとは、商品・サービスを「売りたい」企業と「買いたい」企業の決裁者を仲介するサービスのことです。より広い意味での決裁者マッチングサービスの中には、決裁に限らず企業担当者も含まれている(企業と企業のマッチング)サービスもあります。キーパーソンに直接アプローチできるため、商談設定までのプロセスや相手先の社内における意思決定のプロセスをショートカットできる点が大きなメリットです。

おすすめポイント

BtoBマーケティングでは、リードタイムが長期化しやすい傾向があります。ファーストコンタクトを試みた相手が決裁者ではないケースも多いことから、相手先の意思決定プロセスやキーパーソンをヒアリングしていく必要があるからです。決裁者マッチングサービスを活用することで、こうした一連のプロセスを大幅に短縮できる可能性があります。インサイドセールスの成功確度を高めたい事業者様や、早期に成果を上げたい事業者様におすすめです。

施策の進め方

決裁者マッチングサービスに登録し、必要に応じて所定の審査を受けます。サービスへのログイン情報を取得後、自社の商品・サービスに関心を寄せる可能性の高いキーパーソンを検索し、順次アプローチしましょう。おすすめの決裁者マッチングサービスとして、下記の3つが挙げられます。

 

サービス名 特徴
オンリーストーリー

完全審査制の決裁者マッチングサービス。登録者は全員が決裁者のため、キーパーソンを効率よく見つけられる。20246月時点での登録決済者数は7,000人超。

公式サイト:https://onlystory.co.jp
ビジネスタンク

13万社以上の企業・12万名以上の経営者が利用する決裁者マッチングサービス。メガバンクや主力地方銀行との連携により、全国規模の経営者ネットワークを実現。取引が見込める営業ターゲットの選定や営業同行による提案フォロー・サポートも受けられる。

公式サイト:https://www.business-tank.co.jp
CXOバンク

審査を通過した会社役員のみを対象とした決裁者マッチングサービス。毎日3名の決裁者がレコメンドされ、「興味あり」ボタンを押すことで手軽にアプローチが可能。20214月時点でマッチング総数20,000組を突破。

公式サイト:https://lp.cxobank.jp

4. 紹介

施策の概要

いわゆる「人づて」の紹介を通じて新規顧客の獲得を実現する方法です。古くから存在する手法ですが、信頼できる人物が仲介役となることで情報収集や提案がスムーズに進む可能性が高いことから、現在も有効な新規顧客の開拓方法といえます。

おすすめポイント

すでに関わりのある人物から紹介を受けることにより、アプローチ先の企業との間に強力なパイプが築かれます。見込み客にとっても、既知の人物からの紹介であれば競合他社ではなく「この会社にお願いしたい」と感じる有力な動機となるでしょう。

施策の進め方

紹介を依頼する人物として、下記のパターンが想定されます。

 

・従業員の前職での取引先

・現在の取引先の別部署

・取引先による他社紹介

・ウェビナーやビジネスマッチングで知り合った人物からの紹介

 

紹介を通じて新規顧客の獲得につなげていくには、「紹介していただきたい」という意思を明確に示すことが重要です。たとえば、営業担当者の名刺に「〇〇に課題を抱えている企業のご担当者様をご紹介ください」と記載したり、会社案内や商品カタログ、自社ホームページなど関係者の目に触れる資料に紹介依頼の文言を載せたりする方法が考えられます。

 

また、紹介する側・紹介される側の双方にとってメリットとなる特典や謝礼を用意することも重要なポイントです。自社商品・サービスを一般ユーザーよりもお得に利用できる特典をつけたり、ギフトカードなどの謝礼を設けたりするなど、インセンティブを明示することによって紹介を促しましょう。

BtoBマーケティングにインサイドセールスが有効な理由

BtoBマーケティングにインサイドセールスが有効な理由

BtoBマーケティングを成功させる上で、インサイドセールスは有効な施策の一つです。その主な理由として、下記の4点が挙げられます。

BtoBマーケティングはリードタイムが長期化しやすい

一般的に、BtoBマーケティングはファーストコンタクトから成約までの期間が長期化しやすい傾向があります。一契約あたりの金額が高額になりやすいことに加え、複雑な意思決定プロセスをたどるケースが多いからです。

 

長期にわたるリードタイムを経て成約へとつなげるには、見込み客の検討段階に合わせて適切なフォローを継続的に実施する必要があります。インサイドセールスを導入することで、メールや電話・チャットといった非対面のコミュニケーションツールを駆使して適宜コミュニケーションを図り、見込み客の購買意欲を着実に高められる点が大きなメリットです。

見込み客が情報を収集する手段が豊富になった

インターネットの利用が浸透した現代においては、見込み客はインターネット検索によって多くの情報を収集できます。かつてのように営業担当者と話すことが検討のスタートラインではなくなり、商談設定前の段階でいかに多くの情報を提供できるかが成否を分けるポイントとなっているのが実情です。

 

インサイドセールスであれば、見込み客の検討段階に応じて適切な情報を提供できます。また、相手の状況や抱えている課題についてヒアリングを実施した上で商談を設定するため、商談の成功率を高められる点もメリットといえるでしょう。

営業活動の担い手不足が懸念される

労働人口が減少に転じたことにより、今後はますます営業活動の担い手不足に拍車がかかることが懸念されます。営業活動をできる限り効率化し、分業化を推進していくことは、あらゆる企業にとって喫緊の課題となるでしょう。

 

インサイドセールスは非対面による営業手法のため、担当者一人当たりが対応可能な顧客数を従来の外勤営業よりも多く確保できます。最小限の人員で営業活動を推進する体制を構築することも可能です。人手不足に対する備えとしても、インサイドセールスの導入は有効な解決策となり得ます。

商談の成約率向上につながる

インサイドセールスの導入は、商談の成約率向上にも寄与します。見込み客の状況が不明のまま商談を設定するのではなく、あらかじめ関係性を構築し、購買意欲が高まったタイミングで商談を設定することにより、商談の「空振り」を抑制できるからです。成約率が高まることは、フィールドセールス(外勤営業)担当者のモチベーションアップにもつながるでしょう。

BtoBマーケティングにおいてインサイドセールスが果たす役割

BtoBマーケティングにおいてインサイドセールスが果たす役割

BtoBマーケティングにおいて、インサイドセールスがどのような役割を果たすのかをまとめました。インサイドセールスを導入する際には、次に挙げる機能を意識して人員配置やツールの導入を検討することが大切です。

リードジェネレーション(見込み客の獲得)

インサイドセールスが果たすべき重要な役割の一つが、見込み客とのファーストコンタクトの機会創出(リードジェネレーション)です。インサイドセールスには大きく分けて次の2種類のスタイルがあります。

 

BDRBusiness Development Representation):反響型インサイドセールス

SDRSales Development Representation):新規開拓型インサイドセールス

 

上記のうち、とくにSDRにおいては能動的に見込み客を発掘していくことになります。インサイドセールス部門による新規開拓の成否が、売上や収益を大きく左右するのは明白です。

リードナーチャリング(見込み客の育成)

インサイドセールスの重要な役割として、見込み客の育成(リードナーチャリング)が挙げられます。見込み客が求める情報を適宜提供して信頼関係を築きつつ、購買意欲を着実に高めていくことが大切です。また、相手の購買意欲をスコアリングするなど、客観的な視点にもとづいて商談設定のタイミングを見極め、必要な情報を共有した上でフィールドセールスに引き継ぐことも成約率を高める上で重要な役割といえます。

ニーズファインディング(見込み客のニーズ収集)

見込み客とのやり取りを通じて相手のニーズを収集すること(ニーズファインディング)も、インサイドセールスの役割の一つです。こうして収集された情報は、商談時にフィールドセールス担当者へ引き継ぐ事前情報となります。相手のニーズを把握した上で商談に臨むことで有益な提案をしやすくなり、商談の成功確度を高められるでしょう。

リードクオリフィケーション(見込み客の見極め)

購買意欲が高まった見込み客を見極め、優先的にフィールドセールスへと引き継ぐこと(リードクオリフィケーション)も、インサイドセールスの役割の一つです。ニーズの顕在化や商品・サービスへの理解促進、信頼関係の醸成といったプロセスを商談前に経ておくことにより、商談の成功率を高められます。成功事例が蓄積されていくにつれて、リードクオリフィケーションの精度も向上していくでしょう。結果として、営業活動全体の効率や生産性を大幅に高められる可能性があります。

 

インサイドセールスとは? 役割や特徴・メリット・導入方法を解説

https://kachisuji.neo-m.jp/insidesales/01

まとめ

BtoBマーケティングの新規顧客獲得には、今回紹介した下記の施策がおすすめです。

  1. 広告×LP
  2. 比較・見積サイト
  3. 決裁者マッチング
  4. 紹介

さらに、これらの施策を通じて獲得した見込み客を顧客化するための手段として、インサイドセールスを並行して推進していくことをおすすめします。今回紹介したおすすめの施策4選を参考に、小規模から導入しやすく、早期に成果を得やすい施策を取り入れてみてはいかがでしょうか。インサイドセールスの効果を示し、社内の理解を得ることで施策を講じやすくなり、中長期にわたる施策に取り組むための基盤が築かれていくはずです。

加藤 賢大
WRITER
加藤 賢大
マーケティングリサーチャ―としてキャリアをスタートし、BtoB、BtoCかかわらず戦略立案や施策実行を支援。 自社マーケティングにおいても、戦略提案や業務提携、ウェビナー登壇やコラム執筆などを担当。その後、自社D2Cのブランドマネージャーを経て、現在は新規事業開発室の責任者としてクライアントのBtoBマーケに伴走。
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